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日本女性一人ひとりの生涯にわたる”美しさを拓く”ー。 
 

オージュアメディアでは、”Beautiful Way”と題し、日本で活躍する今最も輝いている女性をゲストに迎え、お一人おひとりの生き方に迫っていきます。Beautiful Way、それは、自分らしく美しく生きてきた軌跡。自分らしく輝いていく道標。 
 
心の迷いや葛藤から一歩前に踏み出すためにどのようなきっかけがあったのか。自分らしい美しさとは何なのか。美しく生きたいと願うすべての女性に向けてお届けします。 
 
第二弾のゲストは、元宝塚歌劇団・月組娘役スターの愛風ゆめさん。 
 
「自分らしさを見つめ、自分を認める」ということから美しさが始まると考える彼女。そんな愛風さんの考える「美しさ」、そして「自分らしい美しさ」を認める過程で彼女が”大切にしていること”に迫ります。

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「プロにお任せ!それが一番安心かなぁと思って。」

ー日頃から、オージュアを愛用していただいているという愛風さん。
まずは、オージュアとの出会いについてお聞かせいただけますか?

愛風さん: 撮影の際に、美容師さんにカウンセリングをしてもらって、オージュアと出会いました。「ヘアアイロンの熱で、髪が硬くなっていますよ」と、教えていただいたんです。

仕事でヘアアイロンを使うことが多い上に、私の髪色は明るめなので、「傷んで見えるんだろうなぁ…」という心配をしていたのですが、髪の硬さなんて考えたこともなくて。

美容師さんに伝えていただいてから、髪への意識がガラッと変わりました。

ー髪のお悩みに対して、愛風さんはどのようなヘアケアを行われているのですか?

愛風さん: もうほんと、お任せ!プロにお任せしているんです。(笑) それが一番安心かなぁと思って。

宝塚時代からお世話になっている、信頼できる美容師さんがいるんです。 私の要望を、すぐに汲み取ってくれるので、安心してお任せできます。

オージュアに対しても「安心」というイメージが一番しっくりきます。

組み合わせで、自分の髪の状態に合ったものを選んでいただける。凄くパーソナルですよね。
私も、オージュアソムリエさんに全部選んでいただいたので、頼りになるし、安心です。

やっぱり、自分の髪のことでも、意外とわからなかったりするので。

profile

愛風ゆめ(あいかぜ ゆめ) 元宝塚歌劇団・月組娘役スター。茨城県出身。6歳からダンスを始め、2008年、宝塚歌劇団に入団。2013年3月に東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。退団後も、公演や自身が開催するレッスンなど、幅広い分野で活躍。

礼儀・感謝、そして前向きな姿勢を持つ

ー「美」に対してとても高い意識をお持ちだと思うのですが、宝塚歌劇団の娘役としてご活躍されていた愛風さまにとっての「美しくあること」についてお聞かせください。

愛風さん: 礼儀や感謝する心のような「行儀」が、「美しくあること」と深い繋がりがあると思うんです。

例えば、お稽古で凄く朝が早いときでも、きちっと身なりを整えて、「教えてください。」という気持ちを見た目や態度で表現するようにしています。

それから、感謝をする心。家族や周りでサポートしてくださっている方への感謝を忘れずに、日々を過ごすこと。こういった内面の要素が、美しくある上で大切なんだと思っています。

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もちろん、日々の生活で大変なこと、辛いことも沢山ありますよね。

でもそんな大変なときこそ、極力前向きさを保てるように心がけています。

大変なこと、嫌なことをストレスに感じないように努めたり、改めて物事に感謝したり。
結局、その苦しみというのは、その立場にいる人しか味わえないことで、その経験をさせてもらえるからこその苦しみですよね。

なので、「あああ〜!」となることも、もちろんあるのですが、一度冷静になって、こうやって苦しんでいるのは有難いことなんだな、とひたすら前向きにいるようにしています。

「もう一人の自分」から自分を見つめるということ

ー「自分らしさ」と向き合うために、何か心がけていらっしゃることはございますか?

愛風さん: 客観的に自分を見つめる、ということを心がけています。

例えば、見た目のお話しをすると、私はつり目が凄く嫌で、コンプレックスだったんです。毎日のお化粧で鏡を見ていると、目の大きさや鼻の高さなど、”いやな部分”が見えてきたりもしますよね。

でも、初めてお会いした方を見て、そんなこと気にしたりしないですよね。

自分自身で感じる”いやだな”という部分を反対に好きだと感じてくださる方もいますし、マイナスに捉えてしまったとしても、それを打ち消さずに、必要であればエッセンスを取り入れることで、輝くことができればと思うんです。

第三者の視点で、冷静に自分自身のことをしっかりと見つめて、コンプレックスさえも美しくなるためのヒントに変えていけると良いなと。

見た目も中身も含めてですね。

ー自分らしさを見つめて、そして自分らしさを認めるというのは、とても大変なことだと思います。自分を認めるまでのプロセスで、壁にぶつかられたエピソードはございますか?

愛風さん: やはり置かれていた環境が「宝塚」という場所だったので、周りも女性ばかりの環境で。お稽古場には常に鏡があって、上級生の方たちも常に周りにいらっしゃって。

本当に、360度、毎日いろんな角度から見られているという状況だったんですね。

そんな環境で過ごす中で、自分の嫌いな部分や未熟な部分と向き合わなければならないタイミングは沢山あって。

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正直、壁にぶつかってばかりでしたね。

でもそんな状況でこそ、とりあえず自分ができる100%を出して、継続し続ける。そして、壁にぶつかって、ぶつかって、失敗をし続ける。

努力を重ねていく過程で、自分らしさを認めていくのだと思います。

努力を重ね、自分らしさを認める。
そして”その先”にあるもの

ー壁にぶつかり続ける中でも、継続して努力を重ねられたことで、何か気づかれたことはございましたか?

愛風さん: 宝塚歌劇団のモットーに「清く正しく美しく」というものがありまして。

私が解釈するに、この「正しく」というのは、「正しい方法を正しく繰り返す。」という意味なんじゃないかなと思っていて。

何かの目標があったら、ひとの倍、それ以上の努力をしなければならない。

そのためにはやはり、辛くても、辛くても、継続して努力をし続けることでしか、自分に自信を付けられないんですよね。

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出すところまで出し切った先に、深みが出る」といいますか。

例えば、お芝居のお稽古場では、私自身はもちろん、何人もの方が壁にぶつかる瞬間が見えるんです。その過程で、もちろん悔しい感情や、辛い感情が溢れてくることもあります。

限界まで感情が高まったときに、涙を流すことも沢山あります。

でも、やっと初めてそこで、その一歩先が見えるんですよね。

泣くということは感情が表に出るほど、何かと向き合って、何かを成し遂げようとしているということですから。

限界までやり抜いて、思いっきり泣いて、そのあとにもう一度芝居されている姿を見ると、全く違うものへと変化しているんですよね。本当に。目の奥から、違うものがあるんです。

舞台だけじゃなくて、どんなお仕事でもそうだと思うんですよね。

それなりの苦しみがあっての、壁を越えての部分を知ったあとには、”美しさ”という意味でもぐっと深みが出てくるなと感じます。

そしてそういった部分を大切にすることで、努力をし続けられるのではないかなと思います。

自分が重ねてきた努力というものに強く支えられている実感はありますし、その努力は、必ず自信へと繋がると思うんです。

“周りの声”も、美しさを磨くエッセンス

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愛風さん: 努力を重ねたことで、自信がついて、自分を100%表現できることは、周りからの理解にも繋がるものがあると思います。

もちろん、周りからの理解やサポートがあるからこそ、努力を続けられるのですが。

周りのアドバイスや意見というものは本当に貴重で、先ほどの「自分らしい美しさ」と向き合う上でも大切なことだと思うんです。

例えば、初めましての方からの印象と、普段から私の周りにいてくださっているお友達。それぞれ、私に対する印象って全く違うものを持ってくださっていると思うんですよね。

なので、なるべくいろんな角度からのお話しを聞くようにしています。

私って、どんな人?」って直接私の印象を聞いてみたり。(笑)

こういった“周りの声”は、直接的にも間接的にも自分らしい美しさを磨くための大きなサポートですよね。

周りの人の助けを借りながら、努力を続け、「自分らしい美しさ」というものに更に深みを出していければと思っています。

“Beautiful Way” ―自分らしく美しく生きていくこと。をテーマに、日本で活躍する今最も輝いている女性の生き方に迫る、オージュアのスペシャルインタビュー。 
 
「自分らしさ」というものに向き合うのは、簡単なことではありません。 
その上で自らと向き合い、そして努力してそれを認めることで「自分らしさ」こそが美しいということに気づける。 
 
そしてその過程を支えてくれる”周りの人”に対する感謝の気持ちを忘れないこと。 
こういった内面的な要素も、美しくある上では欠かせないものなのですね。 
 
努力を重ね、周りでサポートしてくださる方と一緒に「自分らしい美しさ」に深みを出していくー。 
 
いつもみなさまの近くで「美しさを切り拓く」という”サポートができる存在”。 
そんな存在として、オージュアは、オージュアソムリエの皆さんとともに、 
みなさまの「自分らしい美しさ」にさらに深みを出すお手伝いができることを願っています。 

Writer aujua