第４回オージュアソムリエ学会レポート全国のオージュアソムリエが集結。- オージュアソムリエとしての価値を高め合う

2017.7.28 Friオージュア

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２０１４年にスタートし、今年で第４回目を迎える「オージュアソムリエ学会」。
今年は、２０１７年７月１０日に、ザ・リッツ・カールトン大阪で開催され、全国からたくさんのオージュアソムリエたちが集結しました。

ヘアケアのスペシャリストである”オージュアソムリエ”として認定を受けた美容師が、オージュアソムリエとしての価値を互いに高め合う場として毎年開催される本学会。

今回は、そんな学会の様子をお伝えします。

オージュアソムリエからパラリンピック選手まで – 多岐にわたる講演

まずは、学会のメインコンテンツである講演の様子をご紹介します。各界でご活躍される方々の講演を通して、オージュアソムリエとしての価値をさらに高めていきます。

今回、講演をしてくださったのは、オージュアソムリエとして、サロン「ROSE」さまより鈴木康祐さま、井上菜摘さま。サロン「rush」さまより橋口綾子さまの計３名。ミルボン開発本部中央研究所からは伊藤廉博士が登壇しました。

そして、異業種セミナーとして、パラリンピック陸上競技選手の高田千明さまと、１０年以上に渡り高田さまのコーチ・コーラー（ガイド役）・伴走者を務める元陸上オリンピック選手の大森盛一さまに登壇していただきました。

ROSE鈴木康祐さま井上菜摘さま

最初に講演をしてくださったのは、三重県鈴鹿市にてご展開されているサロン、ROSEさまより、鈴木康祐さまと井上菜摘さまのお二人です。

オージュアソムリエとして、それぞれの目標を立てた後、オージュアソムリエになるための過程で行われる「カウンセリング合宿研修」で学んだ、多くの専門知識を使ってカウンセリングをしていたというお二人。ただ、目標達成に向けてチャレンジをし始めた頃のお二人は、いわゆる「専門知識の一方通行」状態で、お客さまとの温度差を感じられていたそうです。

講演では、そんな中でお二人が考えた、お客さまに”より寄り添うため”の質問項目やカウンセリング方法についてお話をしていただきました。

合宿で得た知識だけではなく、よりお客さまに寄り添えるオージュアソムリエとはー。

同じカウンセリングをしても、お客さまによって反応が違う。そんなとき、それぞれのお客さまに寄り添うためにはどうすれば良いのか。

オージュアソムリエとして最も大切なスキルの一つである「カウンセリング」を、改めて考えることができるきっかけを届けてくださりました。

rush橋口綾子さま

続いては、rush 橋口綾子さまによる講演です。rushさまは、東大阪市でご展開されているサロンです。
橋口さまは、お客さまでもあるご友人にご協力いただき、実際にオージュアを使ってケアをした数ヶ月間の変化についてご紹介してくださりました。

「髪・地肌のどのような変化に対して、どのようなケアをしたのか。」
「お客さまの不安を取り除くためには、どのような姿勢で向き合うことが大切か。」

といった、具体的なスキルを磨く方法はもちろん。

オージュアを体験されたご友人の、喜び溢れる”リアルな声”をプレゼンテーションに交えながらお話ししてくださった橋口さま。

最後には、

「オージュアを通して、生活をハッピーに。私たちソムリエはそういう力を持っているんです。」

とコメント。具体的なスキルやテクニックだけではなく、「オージュアソムリエ」という職業の素晴らしさを伝えてくださりました。

お客さまの喜びを誰よりも一緒に感じ、一緒に道を歩んでいきたいという強い想いが伝わってくる講演でした。

ミルボン開発本部中央研究所伊藤廉博士

ミルボン開発本部中央研究所からは、伊藤廉博士が登壇しました。

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伊藤博士からは、オージュアの研究発表について。そして、詳細は近日ウェブサイトでもご報告しますが、今後のオージュアについての発表もありました。
進化し続けるオージュアに、今後も目が離せませんね。

高田千明さま大森盛一さま

高田千明さま、大森盛一さまには、異業種という立場から「目標達成し続ける関係づくり」についてお話をしていただきました。

オージュアソムリエは、一人ひとりの理想の髪を叶える髪のパートナー。お客さまとの信頼関係が何よりも大切になります。

高田さまは、コーラーである大森さまについて、
「目標を達成するために、なくてはならない存在」であるとお話をしてくださりました。
コーラーとは、選手が走り幅跳びをする際に、目の見えない選手に代わり、手拍子や声で跳躍のタイミングと方向を知らせる役割を持ちます。