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~いつまでも美しい髪で、若々しく輝いている自分でありたい。~

それは女性なら誰もが願うであろう、美意識であり審美的感覚です。しかし近年、日本女性を取り巻く環境は、さまざまな髪の悩みの原因となっています。
独自の研究により、日本人の髪は欧米人に比べて、電子顕微鏡では見えない毛髪深部「αーヘリックス」が傷みやすいということを発見しました。

日本女性の毛髪を取り巻く環境

毛髪の特性
・髪質の幅が広い(軟毛〜硬毛、くせ毛〜直毛)
・科学的ダメージを受けやすい
・地肌の角質層が薄く敏感
・年齢による変化

美容習慣
・頻繁に繰り返すヘアカラーやパーマ
・毎日のシャンプー
・ヘアアイロンなどの使用

気候
・梅雨時の多湿
・夏の強い紫外線
・冬の乾燥

このような環境が原因で、髪の悩みや、エイジングダメージへと繋がっているのです。

以前より傷みやすくなったと感じる髪に起こっていること

髪は、年齢とともに少しずつ変化しています。髪の断面が扁平になるとうねりの原因になり、髪を保護するキューティクルの厚みが減ると髪がパサつきやすくなってしまいます。また、毛髪1本1本が細くなり、ハリやコシが失われることで、根元がペタンとつぶれてボリュームダウンしたり、地肌が目立ってしまうこともあります。

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うねり・パサつき・ツヤの低下・弾力の低下などが気になる、“エイジング毛”。
そんなエイジング毛に、日本人女性によく見られるカラーやパーマなどの美容習慣を繰り返すことで、“エイジングダメージ毛”になってしまいます。

✓カクカクいびつな毛髪が混ざってきた
✓指を通すと根本がザラつく
✓ツヤが一層低下してきた
✓毛髪が固く、弾力がなくなってきた

このようなお悩みが気になってきたら、エイジングダメージ毛のサインです。
年々、毛髪を構成するタンパク質が不均一に流出し、毛髪密度も低下、結果ダメージを受けやすくなることがわかっています。

骨密度が低下して骨折しやすくなってしまう「骨粗しょう症」のように、毛髪も年々タンパク質の流出が進み、毛髪内部の密度が低下し、「毛粗しょう」になってしまします。毛粗しょうも毛髪は、枝毛や切れ毛ができやすくなってしまいます。

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髪のエイジングやエイジングダメージの対策

カラーやパーマで傷みやすくなった毛髪に対して、毛髪強度をケアし、ダメージに負けない健康的な髪へと導くことが出来ます。毎日のヘアケアや生活習慣を良質なものにしていくことが、とても大事です。
健康な髪は、健康なカラダに宿るのです。

長い目でみた時、健康的な暮らしを心がけるのが何より大切。また、ホルモンバランスはストレスなどが大きく影響します。精神状態がいいと免疫能力も上がり、毎日笑顔で過ごすことで髪の若々しさを保つことにつながっていきます。

さらに、地肌を清潔に保ち、地肌のマッサージをしたりして、これから生えてくる髪を健康にする努力、今の髪を毎日のケアでより良質にする努力、その両面を意識してみましょう。今、正しくケアすれば、今後の髪は変わります。気づいたときが始めどきです。

さいごに

「以前より、カラー後のダメージが気になってきた」
「髪質が以前より変化してきた」
など、エイジングダメージのサインを感じたら、早めにケアをはじめましょう。
いつまでも美しい髪で、若々しく輝く日々を過ごすために…。

Writer aujua