eyecatch-1.jpg
LINEで送る
Pocket

以前、美容室で「こんな感じにして!」を上手に伝えるオーダー方法 ヘアスタイル編で、春スタイルをオーダーするための秘訣をお伝えしました。この記事を参考に美容室へ行こうと計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな新しいヘアスタイルを検討中の方にぜひ行っていただきたいのが、「基本的なデイリーケアの見直し」です。

ヘアデザインを楽しむためには、土台となる髪・地肌の状態を健やかにしておくことがとても大切です。

今回は、春のヘアスタイルを100%楽しむための準備として、基本的なデイリーケアのおさらいをしていきます。

aujua0401a

地肌のかゆみ・ふけ防止

まずは、地肌のかゆみ・ふけ防止のためのデイリーケアです。せっかく素敵なヘアスタイルをしていても、ふけがあると見た目の清潔感に欠けますよね。見た目だけではなく、かゆくてつい掻いてしまうことで地肌を傷つけてしまう可能性も考えられます。

aujua0401b

地肌のかゆみ・ふけを防止するために行って頂きたいことは、「シャンプー前の予洗い」です。

春は、冬の乾燥によるダメージが表面化しやすい時期です。地肌は、乾燥していると敏感な状態になってしまいます。敏感になることで、かゆみを感じやすくなってしまうのですね。そんな風に敏感になっている地肌には、38度のお湯で予洗いすることをおすすめします。

やり方は、38℃くらいのぬるま湯で、地肌と髪の芯までしっかり予洗いするだけ。
このときのポイントは、必ず「ぬるま湯」で予洗いすることです。温度が熱すぎると、必要な油分を洗い流してしまう可能性があります。
目安として、1分30秒ほど予洗いしてくださいね。

髪の絡まりを防ぐ

次にご紹介するデイリーケアは、髪の絡まりを防ぐお手伝いをしてくれます。
何気なく手ぐしで髪を触ったときに、髪が絡まっていると本当にブルーな気持ちになりますよね。無理に絡まりを取ろうとするものなら、髪は大きなダメージを受けてしまいます。

そんな状態を防ぐためにも、絡まりのないスーッと指通りの良い状態に保ちましょう。

aujua0401c
髪の絡まりを防ぐために行ってほしいデイリーケアは、「なめすようにコーミングすること」です。

乾燥や季節の変わり目などで敏感になっていると、髪はさらに絡まりやすくなってしまうということをご存知ですか? 洗い流さないトリートメントを塗布し、コーミングすることで髪の絡まりを抑えてくれます。

やり方は、タオルで髪の余分な水分をとった後に、洗い流さないトリートメントを満遍なく髪につけ、全体に広げるようにコーミングします。
その後、毛束を取り、両手で毛束を挟んで毛先まで滑らせると更によく髪になじみます。

このとき、毛束を取り、両手で挟むようにして毛先まで滑らせることがポイントです。このように、洗い流さないトリートメントの塗布方法をすこし工夫するだけで、さらにツヤがUPし、まとまりの良い髪へと導いてくれます。

aujua0401d

根元のふんわり感を

さいごにご紹介するのが、根元のふんわり感を出すためのドライ方法です。過去の記事でも何度かご紹介したように、「根元をふわっ」とさせるスタイルは、大人女性の中でも人気のスタイルのひとつ。

髪のスタイルのバランスがうまく取れない要因の一つに、「根元が倒れてトップにボリュームがでない」ということが考えられます。

aujua0401e

根元をふんわりとさせるためのデイリーケアとして「根元をしっかりと乾かす」ことをおすすめします。
やり方は、地肌にドライヤーの風が当たるようにし、根元部分を指先でマッサージするように手を動かすだけです。

こころ踊る春の新生活を

今回ご紹介したように、デイリーケアを見直し正しくケアをすれば、春スタイルを楽しむ準備はバッチリです。新しい髪で、こころが踊るような春のスタイルを楽しんでくださいね。

Writer aujua